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ノベルティ用のオリジナル腕時計の平均的な寿命は?

ノベルティのオリジナル腕時計はどれくらい持つのか、その寿命が気になるところですよね。
オリジナル腕時計はお店によって使用されているムーブメント(駆動部分)の種類が異なるので、今回はムーブメントごとの平均寿命をご紹介していきます!

オリジナル腕時計では3種類のムーブメントに分かれている!

オリジナル腕時計では「クォーツ式」「ソーラー式」が主流で、高級ブランド時計でよく聞く「機械式」は対応しているお店は限られますが一部使用されている場合があります。
理由は、「クォーツ式」「ソーラー式」は「機械式」に比べてリーズナブルに大量生産できるので、ご注文ロット数が多くなりがちなノベルティ向きだからです。

またはじめに言及しますと、腕時計はどのムーブメントが使われていたとしても半永久的にいつまでも使えるというわけではありません!
いずれも定期的なお手入れとメンテナンスが必要ですが、「クォーツ式」「ソーラー式」はその手間が少ないというところも、色んな使用者にプレゼントしやすいという点でノベルティに適しているという側面があります。

◆クォーツ式のオリジナル腕時計の平均寿命は10年程度

クォーツ式オリジナル腕時計は、心臓部分の電子回路と動源力の電池によって針が動いています。
この電子回路がクォーツ式の大切なパーツで、壊れたり寿命を迎えることで腕時計としても寿命を迎えてしまうということです。
また、電池は一般的に2~3年ほどで使えなくなりますので、そのくらいの時期に腕時計が動かなくなったという方は電池交換を時計修理店にお願いすることをおすすめします。
なお、水がかかった状況を放置したり、磁気を近づけるなど不適切な扱いをすれば寿命より早く故障を招いてしまうので注意しましょう。

ということで、クォーツ式は2段階で寿命を迎えるパーツがあるのですが、オーバーホールと呼ばれる腕時計のメンテナンスを5年に一回ほど定期的に行うことで早期の不具合が発生しにくくなります。
このメンテナンスは時計内部を分解するなどの高度な技術を要するので必ず時計専門の修理店など専門家がいるお店に依頼してくださいね。

◆ソーラー式のオリジナル腕時計の平均寿命は約10年前後

ソーラー式のオリジナル腕時計は、内部にある二次電池という充電池で太陽光の光エネルギーを蓄電し、電気エネルギーに変換することで時計を動かす仕組みです。
この二次電池が大体10年前後で寿命を迎えるため、時計自体の寿命も10年前後ということです。

クォーツ式と違って定期的な電池交換は不要なので、初めに紹介した3つのムーブメントの中ではもっともメンテナンスの手間がかからないオリジナル腕時計となります。

充電期間が長く空いてしまうと故障にもつながるので、使わないときでも月に1回5~6時間ほど日光を当てて充電をしてあげると長持ちしやすくなります。
また、夏場の車内など極端に高温になりやすい場所に放置すると部品の劣化が早まるので気をつけてください。

◆機械式オリジナル腕時計は約50年が平均寿命

ゼンマイで動く機械式のオリジナル腕時計の場合は定期的なメンテナンスを続けることで最長の50年という長い期間使い続けることができます。

腕時計が高級品として扱われる理由としては、この機械式ムーブメントが繊細かつ精緻な構造で職人さんによる高い技術力がないと製造が難しいという点があります。
そのため、製造でもコストがかかりますが、実際に使用していく中でもどの時計よりも確かなメンテナンスが必要になるため、ノベルティとして出回っている例はかなりレアケースです。

また、ブランド独自の製造方法を取るなど構造が複雑になることで対応できる修理店が限られるまたは地域によってはない場合もございます。

扱いが難しいという側面はございますが、どのムーブメントの腕時計よりも一生ものとして使えますし資産としても通用するので半永久的に価値を発揮し続けるといえます。

お手入れしがいのあるノベルティはオリジナル腕時計だけ!

寿命があるノベルティではありますが、デザインに製作者の思いが詰まったオリジナル腕時計は受け取った人の心に残る贈り物となります。
お手入れが大変というお声が上がったときには修理・メンテナンスを受け持つなどの対応があるとより嬉しいかもしれませんね。

ノベルティのほか記念品・OEMなどどんな用途でも、オリジナル腕時計を作ってみたいという方はオリジナル時計専門店のNEWCOLORSにご相談ください。
また、NEWCOLORSでお作りした腕時計ならご使用後の修理サービスも対応しております。