卒業記念向けオリジナル時計の事例
それぞれの進路に向かう卒業生達のために、一緒に過ごしたクラスメイトの思い出や、共に過ごした時間を形にした腕時計が制作されております。
デザインに校章や、学年のスローガンを文字盤、裏蓋に表現して、特別な記念となります。
製作を依頼されるのは、各学校の卒業記念制作委員会の方が多いです。
小学生でいえば、6年生の保護者、中学生でいえば3年生の保護者の中から数名、卒業制作委員会が選ばれるわけですが、卒業アルバムの制作、卒業記念品の選定から制作まで、お世話になった先生へのプレゼントを何にするのか、そして卒業式当日の段取り、謝恩会の準備などやる事は多くまた、普段から卒業制作委員の仕事に慣れている方は兄弟がたくさんいて、何回も卒業記念委員をやっている人以外はいないと言っても過言ではありません。
一番手間がかかると言われるのが卒業アルバムの制作となりますが、早め早めに準備をしてできるだけ慌てずに制作したいところですが、最後の行事が終わるまでは写真は出そろう事はなく、進めたくても進められない事もあるので、せめて記念品に関しては先に制作しておきたいという所からまず最初に取り掛かるのが卒業記念品になるようです。
卒業記念品のオリジナル時計の特徴
卒業生共通の物は、校章、校訓、学校その物など、いつ見てもその時の思い出戻れるようなデザインにてしておくことが重要になります。
腕時計、時計にする場合は交渉を全体的に印刷するパターンと、12時の下にさりげなく校章を印刷するパターンが好まれます。
卒業記念品向けのオリジナル時計の選び方
卒業記念での時計の選び方は、使用する生徒のサイズからまず決めてい行きます、中学生以上は大人と同じサイズになりますので特に気を付ける事はありませんが、幼稚園や保育園の卒園用の腕時計を制作する場合はやはりサイズ、主に腕まわりに注意する必要があります。小さいサイズの腕時計は種類が多いわけではなく、またプラスチック製のタイプになる事が多いですが、小学生に上がると同時に時間の見方や、時間の使い方の勉強をふまえてかわいい思い出に残るように選んでいただければと思います。
事例紹介
卒業制作委員会に選出された保護者の方たちはまず卒業記念品の制作から取り掛かることが多いのですが、今までに卒業記念品を制作した事のある方、さらに腕時計の制作を手掛けた事のある そんな稀有な方は今までにいませんでした。 大体の場合は卒業制作委員会はクラス生徒数の規模などによりますが、保護者の中から少なくて4.5名、多くて10名前後になりさらにその中から アルバム担当、記念品担当、等に分けられることもあります。 記念品担当となった保護者の方はまず、割り当てられた予算の中かどのようなアイテムを制作するのかを検討する所から開始します、マグカップ、トートバック、筆記用具、いろいろと選択がありますが、記念となり、学生時代の思い出がよみがえるアイテムとするのか、新生活のための実用性を重視したアイテムにするのか考察は尽きないところとなりす。 数あるアイテムの中で腕時計の制作を決めた保護者の方はまずは NEW COLORSにお問合せして、制作へと進んでまいります。 以前、都内の学校の保護者の方達とオフィスにて卒業記念品の制作に関して打ち合わせをさせていただきました、今回の記念品制作のメンバーとなった数名と実際の時計をみていただき、そしてデザインに関しても 時計雑誌をみながら皆様の想いや、意見を合わせて最終的なデザイン、カスタマイズをきめさせていただきました、やはり話題となったのが男の子と女の子で時計のモデルやデザインを変えるか変えないかでした、子供用品などもそうですが、男の子は青や緑、女の子はピンクなどに分けられてるように、腕時計も身に着けるものですので分けての制作をふまえてデザイン案は進めていきました、打ち合わせは長期にわたり、皆さんが子供に対していい物を作ってあげたいという気持ちが伝わり、子供体達の手に渡った時の顔想像しながら、男の子と女の子で色を変えた場合のパターンもいくつも検討しました。 最終的にはNEW COLORSでデザインを調整させていただきまして、イメージを提出、そして確認となり、後は実際の制作までのスケジュールの確認となるのですが、 記念品担当の一人の保護者の方よりご連絡いただきまして、今回皆さんで話し合って決めたデザインに関してとても申し訳なさそうに、ある保護者の方から男女別に分けたデザインの場合、女の子が男の子っぽい色を好むこともある、またその逆もあるかもしれいないという事で、すべて統一のデザインで作り直しになる旨を伝えられました。 推測にはなりますが、権力のある方の発言だったのでしょうか、せめて今まで話った意見やアイディアは残せるように再デザインを制作させていただき最終的に無事納品しまして、後日、ありがたい事にお礼のお言葉をいただきました時には、すべてが終わってほっとしたような疲れきったような感じは卒業制作委員会の大変だという事、感じる事できました。
赤土小学校様
都内の公立小学校で少子化の影響が大きく、以前はマンモスとまではいかないまでも相当数の生徒がいた学校でした、今回は卒業制作委員会に選出されました保護者の方よりご連絡いただきました。
ご依頼の背景
同じ中学に上がる友達もいれば、別々の中学校になってしまう友達もいるため、今までの思い出が蘇るために、何か身に着けられるもので卒業記念品を制作できないかと考えました。 また腕時計はまだ持っていいない生徒も多く、部活、習い事で使う機械も増える事も感がると腕時計がいいと話し合いで決まりました。
担当者の声
モデルはV1968を選択しました、アクティブで気取らないモデルなので、普段使いにて適し、また予算的にもはまったモデルになります、文字盤のデザインは男の子と女の子で分けるために、男の子はグリン―ン系、女の子はピンク系にしました、2つとも全く同じデザインの為、版代は抑える事が出来ました、また今回は保護者の方の協力を得まして、卒業式に参加させていただく事になり、実際に生徒さんがオリジナル腕時計を開封する瞬間を見る事ができました。その場ですぐに手に着けてみようとする子がいて、腕時計をつける事が普段することではないのか、または腕時計のつけること自体が初めてだったかもしれませんが、うまくつける事が出来ずに見かねてお手伝いをさせていただきました、照れくさそうな、嬉しそうな、そんな笑顔を見る事ができました。そして実際にそうしたのか、それともその時だけだったのかはわかりませんが、男と子用のデザインの時計と女の子用のデザインんと時計を交換している2人がいました、これは今後の卒業用オリジナル記念腕時計を制作する上で、交換する可能性があるという事実は、保護者の方達との会話やデザイン製作の上で幅が広がり、エピソードとしてもほっこりする事だったと思います。
国立学園小学校様
緑豊かな環境の中で、豊かな人間性が培われます。自ら学び考え行動する子どもたちになるようにと、「自ら考え、自ら学び、自ら行動する子ども」を理想としている東京都内の私立小学校。担当の保護者の方よりご連絡をいただきました。
ご依頼の背景
私立の小学校だからという事だけではないのかもしれませんが、同じ地域ではなく、広い地域から集まるので、普段からすぐ会えるって環境ではなく、卒業して同じ進路ではない場合は、地元でばったり会う事もほぼ無いので、身に着けるアイテムで思い出の蘇らせる事ができればと考えて腕時計制作を決めました。
担当者の声
担当者の方はそこまで弊社から遠い所のお住まいではなかったために、何度か足を運んでいただき文字盤のデザインに関していろいろと意見をいただきました、今回の卒業生が第何期生なのか、その数字を上手く文字盤に入れ込むことができるのかを検討いたしました、時計をデザインする上で数字は欠かせません、時代をさかのぼれば、12時という数字は古代文明に時より便利な数字として用いられきました、その12という数字をもちいて時計やカレンダーが設定されてます、ですのでもし誕生日や記念日を時計に中に表現したい場合、1月~12月を 1時~12時の場所で表現し、1日~31日を 1分~31分で表現するのです、表現の仕方としては、記念日が卒業式のある3月9日だったとします、その場は 3時の3の数字に変化をつけます、3の数字だけ大きくしたり、3の数字だけ色を変えたり、そして9日は9分の所に何か変化をつけます、この場合初めてこの時計を見た人が何のためにこのようなデザインになっているのか考えたり、不思議に思ったりすることではなく実際にこの記念日に立ち会った本人がその日を忘れないために、またすぐ思い出せるために変化をつける事になります。今回の卒業生は日にではなく、何期生だったかを示す場合でした、この場合日付ではありませんので、どんな数字になるかにより、様々な形で表現することになりますが、89期生等は 8時と9時に変化つけて表現する形になり、ただ単に8時9時に変化があったとしても、89なのか98なのかがわからないかもしれませんが、そこはさすがに卒業生として、何期生か忘れたとしても、8と9の数字をヒントに思い出してほしいと思います。
日大豊山中等部野球部様
卒業記念品として制作される腕時計はクラスメートだけに限らず、部活やサークル、生徒会などのくくりでも制作されることがあります、最近ではグループの脱退や、何かを辞める時も卒業なんて表現する事もあります。
ご依頼の背景
私立の小学校だからという事だけではないのかもしれませんが、同じ地域ではなく、広い地域から集まるので、普段からすぐ会えるって環境ではなく、卒業して同じ進路ではない場合は、地元でばったり会う事もほぼ無いので、身に着けるアイテムで思い出の蘇らせる事ができればと考えて腕時計制作を決めました。
担当者の声
全体的な文字盤のデザインはスポーツタイプのインデックスにすることはすぐに決まりましたが、野球帽についているロゴマーク 「N」の文字はは元々印刷用にデータがあるわけではなく、写真でしかないとの事でした、通常ですと写真からでも全くの同じとまでは言いませんが、それなりにロゴを再現するることは画像を編集したりして可能なのですが、今回は帽子に付いたロゴという事で平面ではなかったため、いただいた画像をそのまま時計の文字盤に印刷用のロゴを作成しますと、何か長細いような、上下に均一が取れてないような違和感が残り、手作業で細かく所どころ直す事を試みましたが、それでもやはり元の画像からでは上手くいかなかったので、まず初めにユニフォーム制作会社にデータが無いか確認してもらいましたがそこでも型はあるが印刷用となるようなデータは無いとの事でした、また画像をいくつか入手して位置からロゴの制作を試みましたがやはり難しく、より見た目が悪くなってしまいました、そこでイラストレーターさんやデザイナーさんに依頼しなければならないのかと思っていましたが、依頼するにも、画像とロゴのアルファベット「N」をできるだけ実際のロゴマークに近い形で依頼すべきと思い色々と形が近い物を探していたところ、同じ形にのフォントを見つける事ができました。こちらを用いたところ、今回のご依頼の保護者の方にもイメージ通りとご連絡をいただき、無事制作までできる事ができました、校章などはイラストレーターのでデータはほとんど残っておらず、常に画像をいただきましてパス化することに慣れてしまっていましたが、そもそもロゴマークは文字だったわけですので、文字から制作すればいいという発想がでなかったのでまずシンプルに物事を考える力の大切さを改めて痛感しました。
まとめ
卒業記念品で人気のアイテムは、マグカップ、ボールペン、万年質などのペン類、置き時計、腕時計、実用性を兼ね備えたアイテムが選ばれる事が多いと思います。 あるアーティストとそのファンの話になりますが、そのファンが解散コンサートに行ったときに自分のつけていた腕時計の竜頭を暗転と共に引いて時間と止めたそうです。 自分の青春が終わった時間を時計に刻ましたわけです、さらにその方はその時間が動かないように接着剤で固めるという徹底ぶり。 時計は今何時なのかを知るための物です、それをあえて止める事によって、自分にとっての特別な時間を記憶させるというまた別の記念品をいう価値を作り出せるアイテムなのだと思うエピソードです。 ただこの話はこれだけでは終わりません。 ファンの方があるきっかけでアーティストさんに会う機会があり、その話をしたところその時計を貸してほしいと、そのアーティストは東日本大震災の復興チャリティーを目的に復活することになったのですが、そのコンサートのオープニングの事です。 画面いっぱいに映し出された時間の止まった時計、一人のファンが解散コンサートと同時に動きを止めた時計です。 そして復活コンサートが始まると同時にその時計が動き出したのです。 なんてオシャレで素敵な演出でしょうか、当時の思い出やその時に聞いていた曲、鮮明によみがえったことでしょう。 確かに記念品制作の中で実用性という意味ではマグカップは人気です、コストも腕時計に比べれば断然に安いと思います。 腕時計はひょっとしたら机の奥にしまわれてしまうかもしれません、ただ長い年月が経った後でも、何かのきっかけでその腕時計を手にした時に、その腕時計をもらった卒業式当日の記憶、友達の顔が少しでも蘇るアイテムになることでしょう。